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SmartZap - ロボットESDガンテスター
- 自動不具合検出機能を搭載した完全自動のESDガンテスター
システムレベルのESD試験は、IEC61000-4-2の規格で定められています。
この規格は、基本的な要求事項を定めており、試験のセットアップに関する情報を提供しています。この規格はハンドテストによる試験を前提にしていますが、ロボットによる自動試験を除外しているわけではありません。SmartZapは、ハンドテストの再現性を高めるため、さまざまな細かいパラメータの設定を可能にしています。
「SmartZapのデモ(動画 / 英語)」もご覧ください。
4つの主要なパラメータ
- 放電の回数
- アプローチ時のスピード、角度
- 電圧の増分(インクリメント)
- リピート回数
SmartZap のメリット
ロボットを用いたESD試験は、ハンドテストに取って代わるものです。これには次のようなメリットがあります。
リピート性
SmartZapのロボットシステムは、アプローチ時の速度や角度など、設定されたパラメータにより、EUTに対して正確に接近して放電します。
試験の正確性、信頼性
ハンドテストは手作業によるものですので、どうしてもムラが生じてしまいます。SmartZapは、より多くのパルスを、より多くのテストポイントに、より小さなインクリメントで印加することで、信頼性の高い試験結果を得ることができます。
ドキュメント
ロボットによる試験は放電ごとに電流をキャプチャすることができます。また、非常に速い立ち上がりの波形に対して検出されたエラーとの相関関係の有無や、各テストポイントでの試験状況を撮影し、各放電が適切に実行されているかを検証することも可能です。また電流波形から、例えば、製品の浮き、ケーブルの接続、製品のグラウンド接地の状態などを検証することが可能です。このように、ロボットテストは「絶対基準」となり、オペレータのトレーニングや他のラボでの試験結果との比較検証などに役立てることができます。
拡張性
SmartScanは、さまざまな機能拡張を行うことができます。例えば、DUT(製品)を自動リセットするため、リセットボタンを自動でプッシュしたり、フィールドマッティング、さらに他のイミュニティ試験の機能を追加搭載することが可能です。
テスト・スピード
言うまでもなく、ESD試験を実施する製品の数、試験の回数が増えれば増えるほど、ロボットによる自動試験による試験スピードの効果は大きくなります。例えば、数百ピンのコネクタに対する一本一本のピンテストは手作業では骨の折れる作業ですが、SmartZapを使うと、正確性とスピードは手作業とは比べ物にならないほどのパフォーマンスを期待することができます。
SmartZap製品のページもご覧ください
その他のイミュニティの機能
エミッションの機能
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