テスト・測定システム

CITS880s
特性インピーダンス測定システム

世界中のプリント基板メーカーに納入実績のある特性インピーダンス測定システムです。

旧モデル(CITS900s4)よりも使いやすさ、耐静電気性能、低ランニングコストをより充実させた特性インピーダンスTDR測定器です。 さらに、三重の耐静電TDRヘッド保護対策が施されていますので、長期間にわたって安心してご使用いただけます。

image

包括的テストソリューション

CITS880sはTDR技術を採用し高速立ち上がりパルスの反射を測定し、クーポンの特性インピーダンスをタイムドメインでグラフィカルに表示し、合否の判定機能を持ちます。

広範囲な測定エリアを高精度にカバー

CITS880sは、トレーサブルなNPIとNISTに認可された国際規格である高精度のエアラインによって28,50,75,100,150Ω(シングル)の広範囲にわたって校正され、幅広く高精度が保証されています。

自動化により操作性が向上

CITS880sの操作は、高精度にも関わらずソフトウエアによって自動化されているため非常に簡単です。

テスト結果は毎回自動的に合否判定され、レポートが自動作成されます。

測定範囲 20-150Ω(シングル)、40-200Ω(差動)
精度 50Ω / ±1%
テスト長 最大2m
チャンネル数 2,3,4,各チャンネルタイプがあります
動作環境 Windows10 / 9 / 8.1 / 7 (64,32bit) / XP
校正ポイント 28.50.75.100Ω

新しい機能

image
ショートトレース
従来のクーポン長の1/3程度の長さでも正確なインピーダンス測定が可能になり、クーポンを小型化できます。
クーポンの小型化により、パネルの面付け数を増やすことも可能になってきます。
image
LPE機能
伝送線路が細い場合、DC抵抗 / AC抵抗などのトラック抵抗の増大によってTDR波形が、右肩上がりになる現象が発生します。純粋な伝送線路インピーダンスを測定するために、これらの抵抗成分を除去する必要があります。
LPE機能は、外挿法により抵抗成分のないポイントの測定を可能とするものです。
image
グランドレス差動プローブ
CITS880sのみで使用可能です。 特徴はプローブ先端は可変式で、条件さえ満たせば、基板内のパターン直接の測定が可能になり、より精度の良いインピーダンス測定が可能になります。

旧モデルと現行モデルの比較

  CITS900s CITS880 CITS880s
64bit対応

×

必要トレース長

約12cm

約10cm

5cm以下でも可

グランドレスプローブ

×

×

DC抵抗

AC抵抗

×

×

Windows10

×

耐静電気

Excel出力

廉価版

なし

2,3chモデルあり

なし

生産

販売終了

販売終了

現行

CONTACT

詳しくはお問い合わせください

06-6377-2451

受付時間 平日9:00 ~ 18:00